脊椎管狭窄症のケース 60代

スポーツ外傷による問題は引退した後、または長い年月をかけて症状として現れてきます。患者さんは若い頃にアメリカンフットボールをされていましたが、タックルを受けた後に手が痺れたことや腰痛を患っていた時期もあったようでした。しかし当時は若かったこともあり、身体のケアは特に何もしていなかったようです。 レントゲンの状態を確認したところ、腰部(特にL3、4、5)はサブラクセーション第3段階の状態であり、少なくとも40年前の問題と考えられるのです。 このように背骨の状態を確認することで、その問題がどれくらい前の問題なのかを知ることがでるのです。患者さん自身で今患っている問題の原因をしっかり把握することはとても重要なことなのです。

サブラクセーションの原因は大きく分けると3つあります。

1.身体的ストレス/Physical Stress
(デスクワーク、スポーツ外傷、交通事故、出産時の外傷、悪い姿勢など)
2.外的問題
(化学薬品、ジャンクフード、食品添加物、環境汚染、アルコールの過剰摂取など)
3.精神的問題
(悪い人間関係、家族関係、経済面、口論、ネガティブ思考、否定的など)
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重要なポイントはカイロプラクティック・ケアは痛みや症状を一次的に和らげる目的ではなく、根本的なケアを目的としているのです。狭窄症に対してなんらかの治療や処置はしていないということです。背骨全体の機能を高め、神経圧迫をしている場所を的確にアジャストメントすることを目的としているのです。
この患者さんはカイロプラクティック・ケアを通じて「健康への意識」が変わったと言っていました。多くの人は身体が悪くなるとお医者さんに治してもらえるから大丈夫だと考えますが、その考えでは決して良くなりません。受け身な姿勢ではなく、積極的に自ら行動するという考えや意識が重要なのです。

      病気になってからではなく、予防するという姿勢が必要なことなのです。患者さんも狭窄症を患ったことで健康の意識が180°変わり、現在では定期的にジムへ行き運動をしています。

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